備蓄水

 飲み水の確保、最近はペットボトル飲料水の普及により、水の運搬や備蓄が容易になったので、常に準備(備蓄)しておくことをお勧めする。容器の丈夫であり、運搬も容易である。500ミリリットル、1~2Lとサイズも豊富であり、何よりもどこででも手に入るのが魅力である。
また、5年もの長期保存が可能なペットボトル飲料水がある。添加物を混ぜている訳ではないので、普通のミネラルウォーターと中身は同じである。おそらく、ペットボトルの容器が通常より密閉性がよいため、長期間の保存において安心があるのだと考える。
いずれにしても、ペットボトルの飲料水は、少なくとも1~2週間分を常に保管しておくと、どの季節においても強い味方になるだろう。

日々、ペットボトル飲料水を愛用し、常に消費しているのであれば、非常用備蓄としても低価格なものでいっこうに構わない。水は容器が密閉状態であれば、腐ることもないので、通常1~2年間の保存において問題はないだろう。ただし、長期に保存するほど、飲むときの風味については、保存環境等を理由に多少の変化があり得る。味に違和感があれば、用途を生活用水に切り替えるのも方法だ。

一方、5年間の非常用備蓄を保証するペットボトル飲料水もある。容器の構造において工夫し、飲料水としての風味を変えないようにしている。価格については少々高めであるが、5年間のメンテナンスフリーというところが、非常用に適しているといえる。日常において、あまりペットボトル飲料水を消費していない家庭には、この長期保存タイプが安心できるかも知れない。もちろん、これも密閉された状態であれば腐ることもないので、いつまでも水として利用できるはずである。