ドアスコープ

 窃盗目的の悪人は、留守宅を狙っている。侵入前にその見極めをするであろう。長期に留守であることが分かると、大胆に金品を物色して奪っていくだろう。身の安全や今後の見通しに不安を抱える中、更なる自宅の防犯のことまで考えなければならないことは、非常に残念なことである。そして、完璧なる防御の答えがないのも歯がゆいことである。

しかしながら、工夫はいくらでもある。長期留守にしていないのではないか、見回りに来るのでは、そんな躊躇を悪人に持たせれば、ある程度防犯効果はある。
電灯を点けておく、これは効果的であるが、実施前に通電火災の恐れがないことを確認して欲しい。通電火災とは、地震による電線の断線やショート、また電気機器へのダメージにより、漏電を招き発火することだ。注意して欲しい。
玄関前に自転車やバイクのスタンドで立てておく、いかにも移動手段として使用しているように思わせる(倒れたままだと、誰も来ていないと思う)。貼り紙をして、定期的に巡回しているように見せる。