保存缶

 非常において食すること、このカテゴリでは実際に非常食となるものを選択し、食べてみたいと思う。そして、その感想を述べていき参考になればと考えている。
当然のことながら、非常食に求められるものは以下のことであると考える。

① 保存性、保管性のよいもの
数ヶ月から数年、長期の品質(味や食感など)が保たれ、食料として安全性の高いもの。また、常温での保管が可能であり、保管スペース含めて取り扱いやすいことも重要になる。

② 美味しいもの
幅広い年齢層、味のついての許容力が重要になる。ある一部の人の嗜好を満足するのでなく、標準的であり、またアレンジ性を持った食料が被災中には求められる。シンプルでも美味しいと感じれば、それが食べる楽しみや今後の希望へと広がる可能性をも持つ。

③ 健康によいもの
カロリー摂取も大切であるが、健康を維持するために必要な栄養素の摂取も望みたい。精神面を含めて、体の健康を保ってこそ、生活再建への一歩が踏み出せると考える。より健康によいものを食す、被災中だからこそこれを心がけたい。

④ 適正な価格であること
最近は非常食も種類が豊富になり、中には本格的な味を求めるプレミアムな商品も出てきている。その必要性の有無については、もちろんユーザーが決める訳であるが、その判断については価格も1つのものさしになるだろう。
非常食としての役割に見合った価格、これが一般的な適正価格なのであろう。

これらのことを考慮しつつ、今後レポートしていきたいと考えている。