災害シミュレーション

Case 2:外出先で被災の場合

 出張先、旅行先、買い物の移動中など、自宅から離れた場所において被災することも大いにあり得る。当然、公共交通手段もストップする可能性も高く、道路状況も不明だ。
もし、外出先で震災発生に遭遇したら、あなたは何を考えなければならないか、考慮すべきことを順にシミュレーションしてみた。

まとめ:
1.身の安全を確保する(落下物に注意)
2.周囲の救助救援(二次災害を避ける範囲まで)
3.家族の安否確認(特に外出者が置かれている状況を送信)
4.積極的に動かない、滞在する自治体の援助を受ける(帰宅困難者として)
5.情報収集した上で、自宅までの移動について検討する
6.事前に準備できることは?(防災意識)

オフィス外観

身の安全を確保する(落下物に注意)

 外出中と云っても、それは様々である。時間、場所、周辺環境などによって、震災時のリスク要因も変わってくる。ビル群に囲まれたオフィス街を移動中、郊外の商業施設で買...

救助笛

周囲の救助救援(二次災害を避ける範囲まで)

 自身の無事に安堵するだろう。さて、周りに救助が必要な人は居ないだろうか。 可能な限り、身体的に被害のなかった周囲の人々と協力して、助けを求める人を助け出した...

通信事業者防災サービス

家族の安否確認(特に外出者が置かれている状況を送信...

 自身の周辺についての被災の状況が分かってくる(震源地、震度や警報の有無など)、身の安全を確保できた。次には、家族の安否、また自身の情報を家族に伝えたい。 ...

自治体配布のマップ

積極的に動かない、滞在する自治体の援助を受ける(帰...

 ”被災後は積極的に動くべきではない”、これを原則にして欲しい。 駅や道路などは身動きできないほどに人々が殺到しているだろう、ここに入ってしまうと出られなくな...

道路状況情報

情報収集した上で、自宅までの移動について検討する

 交通機関の復旧の目処は、被災の程度により変わってくるので、事前の予想が難しい。しかし、様々な点検事項やダイヤ調整を必要とする鉄道の復旧が、最も時間を要すること...

救助笛使用例

事前に準備できることは?(防災意識)

 外出先で震災に遭遇する、そこが初めて訪れる地であれば、相当な不安を感じると思う。 自宅までの距離が20㎞くらいであれば、もちろん年齢や体力との相談であるが、...

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