被災中、最も被災者を困難にさせるのが水不足だ。震災により、地中もしくは建物内の水道管が破損すると水の供給がストップする。
水道局が破損箇所を探し出し、その修理が完了するまで水道水は出てこない。水道事業者も被災者になる可能性が高いし、多数の破損による漏洩箇所があれば、復旧までの時間は更に必要とするだろう。慌てて、スーパーマーケット、コンビニエンスストアに行っても、確保できる可能性は既に低い。お店自体が閉じられていることも十分あり得る。
だからこそ、事前の飲料水の備蓄は必須になる。
不足した体内の水分補給をする、喉の渇きを潤す、薬をのむ、乳児の粉ミルクを溶かす際にも絶対になくてはならない。その他、調理に使う、口を濯ぐ(歯を磨く)、傷口を洗うためにも、不純物のない飲料水が必要になってくる。
特に夏場における熱中症を避けるためにも、我慢することなく十分な水分補給が出来るように飲料水の準備をしておきたい。