防災用食料と云うと、乾パン、ビスケットといった保存可能な炭水化物系のものが多いが、1週間を越える被災生活の場合、カロリーとしては十分であるが、栄養面や食べることの楽しみからすると十分ではない。被災時に食べることの楽しみと云うと不謹慎と思われるかも知れないが、困難な生活での明日への希望を持つ意味でも、食べることの時間は大切にすべきというのが私達の考えである。
温かい食べ物、特に冬場であればこれほど心強いことはないだろう。
しかしながら、食料保存(冷蔵)と調理(温め)には、それなりの工夫や準備が必要になる。